【アナルローズ】自宅でできる脱肛の直し方
カテゴリ:SM 出会い 体験談
男性や女性、SやMにでも愛好家が多いアナルセックスやアナニー。 そのアブノーマル感や得られる快楽などから人気が高まっていますが、その分リスクや危険性も把握しなければなりません。 アナルでのプレイをしている人ほど重々承知の上ですが実際にアナルにトラブルが起きた時の対処法はどれだけの人が知っているでしょうか。 今回は、アナルセックスやアナルオナニーで起きやすいトラブルの一つ、脱肛に関しての応急処置や自宅でできる直し方を紹介していきます。
脱肛になる原因
普段「アナルローズ」と呼んでその形状や状況にエロスを感じていますが、 実際のところ一時的にでも脱肛している状態なので、アナルのトラブル症状の一つとして数えられます。 楽しみ方を間違えなければアナルでのプレイすべてが脱肛に繋がる事はありませんが、使うグッズやプレイの仕方で脱肛になる確率は変わっていきます。 その脱肛に繋がりやすいやり方についてみていきましょう。
ピストンは脱肛しやすい
アナルセックスのようにピストン運動のあるプレイは脱肛の確立を上げてしまいます。 もともと肛門は排出器官であり、物を入れる事を想定した作りにはなっていません。 便を一方方向に出す処理に特化しているので、その逆を行う挿入という行為は肛門や腸に対して大きな負担となります。 また膣のように滑りを良くするために愛液などの潤滑油になる分泌液を出さないので、摩擦の抵抗が多く傷付きやすい部分です。 そのためアナルセックス時にはローションをたっぷりなじませる事が基本になりますが、 長時間のプレイや激しいピストンの場合、ローションの効果が下がるので定期的な補充をしましょう。 摩擦が多いとペニスやディルドなど挿入した物を引き出す時に、一緒に肛門も引っ張られて出てしまう。 これが脱肛しやすい要因なのです。
合わないサイズは脱肛しやすい
自分の肛門のサイズに合ったペニスやディルドであれば、ローション不足さえ注意すれば簡単には脱肛になりません。 ですが大きすぎるサイズの物は、挿入時に肛門の締まりによって付けたローションも弾かれてしまいます。 その状態でピストンすると、先述のように摩擦が増えてペニスを引き出す時に一緒にアナルも付いてきてしまうので脱肛しやすくなります。
脱肛しない方法
基本的にアナルに物を出し入れするプレイは脱肛に繋がりやすいという事を覚えておきましょう。 アナニーは気持ちよくなるとピストンさせたくなるし、アナルセックスはピストンさせないと挿入者は気持ちよくなれないため、出し入れしたく成りがちです。 ですが肛門や直腸には性感帯は無く、直接的な刺激で気持ちよくなる要因は、男性であれば前立腺への刺激、女性であれば膣壁を直腸側から刺激するため。 それをアナル自体で感じていると錯覚してしまうので激しく出し入れしたくなってしまうのです。 そして何よりピストン運動させるその状況がかなりエロい。 とするならば、上記の脱肛になる原因に注意しながら、過度なぐらい定期的にローションを補充していけば予防にはなります。 オナニーでの気持ちよさ重視ならば、前立腺や直腸からの膣壁を押し続けるように刺激するだけで十分なので、性感帯でない肛門に負担を掛けてまでピストンする必要もありません。
脱肛の直し方
ここまで説明した内容を十分に理解してプレイしても、不意に起きてしまうのがトラブルというもの。 それでは脱肛になってしまった時の直し方・処置について紹介します。
脱肛の還納
脱肛とは、肛門から中の粘膜部分が出てしまった状況なので、直す場合は当然、中に戻してやる必要があります。 自分一人でもできる応急処置として「脱肛の還納」と呼ばれる方法があるのでいざという時のために覚えておきましょう。 その方法は単純で、消毒した指で優しく押し戻すだけ。 清潔に気を遣うのであればガーゼなどを当てて行いましょう。 脱肛の還納は寝た体制で行うのが脱肛を直しやすいので、今回は寝て行う方法を紹介します。
① 仰向けに寝転び、おしりの下に布団や座布団を敷いてアナルの位置を高くします。
② 前方から前から手を股下に入れ、指の腹で出ている肛門に充てます。
③ ゆっくりと押し込み、充てたガーゼごと指を肛門に押し込むように戻していきましょう。
③ 指を抜く時も慎重に、腸内にガーゼを置き去りにしないように注意しながら引き出して完了です。
寝転んでいる時、足はピッタリ閉じない限り好きな位置や体制で構いません。 うつ伏せの状態でも同じ方法で処置が可能です。
通常であれば脱肛は自然と元に戻る場合が多いのですが、痛みや出血があったり脱肛の還納でも元に戻らない場合は肛門科の診断を受けましょう。